2021-01-01から1年間の記事一覧

新型コロナウィルス感染症に対する経口治療薬の手に入れ方

新型コロナウィルス感染症に対する経口治療薬が承認され、今年中にクリニックでも処方可能になるというニュースがあります。私が所長を務める慈恵医大晴海トリトンクリニックでも新型コロナウィルス感染症患者さんを拝見しているので、このニュースは朗報で…

新型コロナウィルス感染症に対する経口治療薬

新型コロナウィルス感染症に対する経口治療薬が承認され、今年中にクリニックでも処方可能になるというニュースがあります。私が所長を務める慈恵医大晴海トリトンクリニックでも新型コロナウィルス感染症患者さんを拝見しているので、このニュースは朗報で…

第7の習慣:刃を砥ぐ~4つの側面の進化~

このブログは、7つの習慣を生活習慣病診療でどのように用いたら良いかの私の考えを紹介するものです。もし、医療者ではい方は医療者を自分の健康に目を向ける立場(自分の健康を俯瞰して見る立場)、患者さんを自分の健康に対して目を向けたいけれど仕事など…

第6の習慣:相違点を重視して、相乗効果を発揮する

このブログは、7つの習慣を生活習慣病診療でどのように用いたら良いかの私の考えを紹介するものです。もし、医療者ではい方は医療者を自分の健康に目を向ける立場(自分の健康を俯瞰して見る立場)、患者さんを自分の健康に対して目を向けたいけれど仕事など…

第5の習慣:まず理解に徹し、そして理解される

このブログは、7つの習慣を生活習慣病診療でどのように用いたら良いかの私の考えを紹介するものです。もし、医療者ではい方は医療者を自分の健康に目を向ける立場(自分の健康を俯瞰して見る立場)、患者さんを自分の健康に対して目を向けたいけれど仕事など…

第4の習慣:Win-Winを考える

このブログは、7つの習慣を生活習慣病診療でどのように用いたら良いかの私の考えを紹介するものです。もし、医療者ではい方は医療者を自分の健康に目を向ける立場(自分の健康を俯瞰して見る立場)、患者さんを自分の健康に対して目を向けたいけれど仕事など…

第3の習慣:重要事項を優先する

このブログは、7つの習慣を生活習慣病診療でどのように用いたら良いかの私の考えを紹介するものです。もし、医療者ではい方は医療者を自分の健康に目を向ける立場(自分の健康を俯瞰して見る立場)、患者さんを自分の健康に対して目を向けたいけれど仕事など…

第2の習慣:終わりを思い描くことから始める

このブログは、7つの習慣を生活習慣病診療でどのように用いたら良いかの私の考えを紹介するものです。もし、医療者ではい方は医療者を自分の健康に目を向ける立場(自分の健康を俯瞰して見る立場)、患者さんを自分の健康に対して目を向けたいけれど仕事など…

第1の習慣:主体性を発揮する

このブログは、7つの習慣を生活習慣病診療でどのように用いたら良いかの私の考えを紹介するものです。もし、医療者ではい方は医療者を自分の健康に目を向ける立場(自分の健康を俯瞰して見る立場)、患者さんを自分の健康に対して目を向けたいけれど仕事など…

医療版7つの習慣とは

はじめに 「7つの習慣」は、優れた人格の養成が成功には重要であるとする人格主義に基づき、スティーブン・R・コビーが過去の成功者たちの行動・思考を分析し長期にわたって望む結果を獲得し続けるためのエッセンスをまとめて書籍化した成功への法則です。私…

人間ドック受診前の発熱について

私が所長を務める慈恵医大晴海トリトンクリニックは人間ドックや健康診断を行っています。コロナ禍では、人間ドック受診前14日間平熱であることが受診の条件としています。前もって受診する方には案内でその旨を伝えているのですが、数日前発熱していても来…

メモの力は素晴らしい

母が入院中に大腿頚部骨折になり、介護保険申請や自宅の改装など「てんやわんや」です。そこで、「子供のサポートは苦にならないのに、親の介護は負担になるのは何故か?」について考えてみました。 子供は成長の過程で、ゴールが見えるが、親の介護は、いつ…

2021年も10月になり、残るところ3ヶ月

2021年も10月になり、残るところ3ヶ月です。今年は新型コロナ感染症とオリンピックの年でした。今となっては、オリンピックが新型コロナ感染症感染拡大にどの程度影響を与えたか解りませんが、オリンピックが待ち遠しいというより、オリンピックが大きなリス…

求められる検証

新型コロナウィルス新規感染者数が低下しています。現在は人流は減っていないことから、ワクチン接種が進んだことが、新規感染者数の低下の主たる原因と考えられています。 しかし、日本よりワクチン接種が進んでいる米国の1日あたりの新規感染者数は約20万…

医師としての実地学習

94歳の母が心不全になり入院し、退院予定日の前日に食器を洗おうとして転倒し、左大腿骨折を起こしてしまいました。入院中に患者が骨折した時に、患者やその家族は病院の管理を批判したい気持ちになるかもしれませんが、私は医療者として避け難い事故である…

新型コロナ感染症の第6波について

新型コロナ感染症の新規感染者数が減少に転じています。感染の第5波はピークを越えたようです。2回目のワクチンの摂取率も全国民で50%を上回ったと言われています。新規感染者数が減少は現役層にワクチンが行き渡ったからだと思います。当初は高齢者優先で…

コロナ禍の母の入院

9/2に心不全になり、母が救急で慈恵病院に入院しました。私は母と同居しているのですが、9/2の0:30頃「苦しくて息が吸えない。助けて欲しい。」とのうめき声を次女が聞いて私を起こしました。血圧は170/100とやや高めという程度ですが、脈が120でした。酸素…

医学的情報の発信

新型コロナウィルス感染症の拡大が止まりません。感染拡大抑制に最も効果的なのは、ワクチンであると言われています。しかし、若者は新型コロナウィルス感染症に罹患しても重症化しないことが多く、ワクチン接種を希望しない方が多いようです。政府のワクチ…

コロナ禍で友人が亡くなりました。

先日、高校の同級生が亡くなりました。 約1年前にたまたまゴルフを一緒にやりました。その時は殆ど症状がなかったのですが、その1ヶ月後に「既に癌が広がってしまい、手術ができないと説明を受けた。」と電話がかかってきました。 私は、腎臓・高血圧内科の…

自分の「好き嫌い」を明確にしておく

オリンピックで海外の選手が日本のコンビニの素晴らしさに驚嘆したという記事を読みました。 コンビニを見渡してみると「必要なもの」と「必要でないもの」に分かれることがわかります。 「必要なもの」とは機能があるもので、髭剃り、ハサミ、電池などがあ…

パルスオキシメーターを購入しておく

本日は大切なことをコメントします。 新型コロナウィルス感染症が拡大し、医療崩壊が起きつつあります。 入院病床が足りなくなり、東京都でも1万7千人以上の新型コロナウィルス感染症の方が自宅待機となっているといいます。この数は今後も増加することが予…

詫びないことで失うこと。

新型コロナウィルス感染拡大が止まりません。 私が所長を務める慈恵医大晴海トリトンリニックでも発熱で来られた患者さんのPCR陽性率が上がってきています。 菅首相も小池都知事もオリンピック前に「患者数は増えているが、重症患者さんの数は増えていない」…

コロナ禍の中で、今起こっていること。

新型コロナウィルス感染拡大が止まりません。 私が所長を務める慈恵医大晴海トリトンリニックでも発熱で来られた患者さんのPCR陽性率が上がってきています。 政府は、中等症の患者さんを自宅で往診医が診るようにして、大学病院などのコロナ専用ベッドは重症…

コロナ禍の中で、今がもっとも先が見えない状況であるような気がしています。

新型コロナウィルス感染拡大が医療崩壊を起こすことが、懸念されています。 実は、私の姉が、7/30に敗血症と急性腎不全で緊急入院をしました。 敗血症というのは、細菌が血液内に流入し、腎臓や肝臓に障害を与え、死に至る確率も高い病気です。 姉の場合も、…

緊急事態宣言でも感染者数か増えている現実

東京では緊急事態宣言が発出され2週間強が経ちますが、1日あたりの新型コロナウィルス新規感染者数増加の一途を辿っています。 新型コロナウィルスが感染力の高いデルタ株に置き換わったことが、主たる要因と考えられています。 しかし、それ以外に日本人の…

コロナ禍のオリンピック開催が教えてくれるもの

オリンピック開催まで、後4日となりました。コロナ禍のオリンピック開催については賛否両論ありましたが、いつの間にか開催が前提となり、開催方法が議論されるようになりました。 管総理は「オリンピックが始まれば、オリンピック開催に対する逆風は収まる…

新型コロナウィルス感染拡大後に備え、健康リテラシーを上げる。

海外ではインフルエンザや風邪でクリニックを受診すると数万円かかることもあるということですが、日本では数百円の診療費で終わることもあります。日本人はクリニックにかかるコストが安いのでクリニックにかかる敷居が極めて低いという事実があります。 日…

ワクチン接種後の生活

私たち医療者の多くの人は、既にコロナワクチンを接種しています。 慈恵医大病院でも90%以上の医療者がコロナワクチンを接種し、4月以降は接種した医療者のコロナ感染者は出ていません。医療者の中では既に集団免疫を獲得していると思われます。 従って、医…

オリンピック延期の経費

コロナ禍でオリンピックを開催するかしないかの議論が行われている最中に、無観客か有観客かの議論になり、今は有観客の上限が1万人か5千人かと言うことが議論の中心になっています。 私は、「オリンピック延期」の選択肢がなくなったことが残念でありませ…

4つの要素を意識して話す。

人は一般的に、過去に起こったことを悲観的に捉え、その知見を相手にも理解してもらうために抽象的に表現します。 あるやり方で失敗したので、そのような取り組みは貴方にとっても避けるべき取り組み方である。ということは、相手が失敗しないために有用な情…