2021年も10月になり、残るところ3ヶ月

2021年も10月になり、残るところ3ヶ月です。今年は新型コロナ感染症とオリンピックの年でした。今となっては、オリンピックが新型コロナ感染症感染拡大にどの程度影響を与えたか解りませんが、オリンピックが待ち遠しいというより、オリンピックが大きなリスクの象徴であったと思います。

海外の人々は東京オリンピックをどう観たのでしょうか?海外でのオリンピックの時期のオリンピック以外のニュースは、やはり新型コロナ感染症だったのでしょうか?無観客のオリンピックをみてどのように感じたのでしょうか?

日本人には検証するという習慣が抜けているように思えます。コロナ接触アプリでITの遅れを国民が感じ、ワクチン確保も他国に大きな遅れをとる中、感染者数を抑えている要因を検証すべきです。それでも感染者数を抑制できた日本が国として誇れるものを国民が認識する必要があります。

バブル後20年、日本人の賃金は上昇していません。物価が上昇していないので、実感が湧きませんが、欧米では20年で物価も賃金も2倍になっています。

以前のような経済大国を目指すのではなく、国として誇れるものを国民が認識する必要があるのです。

そのヒントが、2021年にあると思います。

10月3日時点の医師横山啓太郎個人の意見です。