行動変容外来の展開

私は、慈恵医大晴海トリトンクリニックで行動変容外来を行っています。その内容に興味を持つ方が多く、今週もNECウェルネスプロモーションセンター、株式会社 タニタの他数社で講演を依頼されました。テレビの取材の連絡もありました。

昨日は、北里大学医学生の方が「行動変容外来のパイオニアの先生のお話を伺いたい。」と来訪されました。

医療関係者の多くの方が、生活習慣病の保健指導に頭を痛めていて、私の著書である「健康をマネージメントする」をお読みになっている様です。コロナ禍で行動変容外来の見学を希望される方をお断りしていましたが、そろそろ再開しようと思います。

しかし、行動変容外来を広げるためには、効率よく診察することとマネタイズであることは明らかです。元祖・行動変容外来を暖簾分けしていくのにはどの様な手法があるのでしょうか?

日本は皆保険で国民全員が医療へのアクセスが容易で薬の服薬が医療の主体になっています。そのことにより、健康リテラシーが返って下がっていることも事実です。

そうは言っても現状の日本の医療の枠の中で行動変容外来を浸透させていくには、従来医療をより価値の高いものにして行動変容外来のプレゼンスを上げることかと思います。

 

2024年2月24日時点の医師横山啓太郎個人の意見です。