本日は大切なことをコメントします。
新型コロナウィルス感染症が拡大し、医療崩壊が起きつつあります。
入院病床が足りなくなり、東京都でも1万7千人以上の新型コロナウィルス感染症の方が自宅待機となっているといいます。この数は今後も増加することが予想されています。
皆さんは症状がでたら、近くのクリニックに受診し、PCR検査を行うと思います。陽性の場合はクリニックから保健所と患者さんご本人に連絡が行きます。患者さんは保健所から自宅待機か入院かの指示を受けて重症な方は入院することになります。
しかし、感染者数の増加に伴い、保健所の業務が追いつかなくなり、たとえ陽性とわかっても、保健所からの連絡が2−3日遅れることも多くなってきました。その間に症状が悪化することも懸念されます。重要度は自分自身で管理しなくてはいけなくなっています。
国は、その間をクリニックのかかりつけ医の協力を求めて、クリニックに重症度の目安となるパルスオキシメーターを配布する準備をしていると聞きます。
しかし、PCR検査を行って陽性になった後、クリニックに重症度の目安となるパルスオキシメーターを配布する準備をしていると聞きます。クリニックに配られたパルスオキシメーターはどのように患者さんの手元に届くのでしょうか?
独居の方はもちろん同居のご家族も濃厚接種者でクリニックに行くことができません。
PCR結果が出る前に発熱者全員にパルスオキシメーターを配布することはできません。
ですから、今のうちにパルスオキシメーターを一家に一台購入しておきましょう。
Amazonで3000円から1万円で購入できます。
国は国民に十分行き渡るようにパルスオキシメーターを準備するべきです。アベノマスクよりはるかに重要です。
マスコミは、ただ感染状況を垂れ流すだけでなく、そのことを訴える必要があります。
8月12日時点の医師横山啓太郎個人の意見です。