自宅付近の火事を動画で見る感覚

本日、私の家の近くで火事がありました。

私の家は、比較的古い木造家屋の密集地とマンションが混在する地域にあります。木造家屋の1つが出火元で、道が狭く近くまで消防車が入っていくことができません。そのため、比較的広い道路に消防車が停まって、ホースを延長させて消火に努めていました。消防車の数は20台を超え、交通は遮断されました。

離れた場所から、スマホからネットで検索すると煙が立ち込めていてサイレンが鳴り響いていました。家には寝たきりの母とお手伝いさんがいます。

家に電話してみると

「私の家と火元とは数十メートル離れていて、火が飛び移る危険性はなさそうでしたが、黒煙が立ち込めている」とのことでした。

その後、数時間で消火が行われたとことです。

しかし、離れた場所で自宅付近の火事の様子を見ることに不思議な感覚になりました。まるでゲームで戦地を見ている感覚でした。

今は動画が人の感覚に影響を与えていますが、今後AIが人の感覚に影響を与えることも想定しする必要がありそうです。その感覚はどこからきているのかを意識する時代が来ています。

2023年12月20 日時点の医師横山啓太郎個人の意見です。