目で聞き、目で話す。

目はものを見るものであり、話をするのは口であるのは当たり前ですが、「目で聞き、目で話す。」という言葉を思浮かべて下さい。

目で、音を聞こうとすると耳で聞こえない音が聞こえてくることはないでしょうか?

風が桜の花びらを落とす音や光が露を照らすときの音まで聞こえる感じがします。また、言葉を発すること無く、目で話そうとすると心の奥で言葉を発する前の気持ちを相手に伝えている感じがします。

目で見ることも話すことも脳で感知したり、脳でまとめた情報を言葉で伝える訳ですが、音になる前の僅かなさざ波のような空気の揺れが存在するような気もします。

 

※2021年2月9日時点の医師横山啓太郎個人の意見です。