ProducerかActorか?

私は、大学病院で初めて行動変容外来を開設して、今は行動変容外来のコンセプトを社会に浸透させたいと思っています。そのために、ビジネス化も必要と考えました。

多くの人と出会いました。そのうちの1人の方に「横山先生はProducerですか?Actorですか?」と質問されました。

行動変容外来のコンセプトを社会に浸透させるためにはProducerである必要があると思いましたが、一方でActorとして医療現場にいないと患者さんから学ぶことが出来ないと考え、答えに窮しました。私より、プロジェクトを強力に推し進められる医師はいますし、好印象を与える医師もいると思いました。

気を取り直して考えてみると、私は脚本家であることが最も収まりが良い気がします。アイディアを出し、Producerに発展してもらい、より良い臨床をActorと作り出していくのがしっくりきます。

 

皆さんは、Producerですか?Actorですか?それとも脚本家ですか?

 

※2021年2月2日時点の医師横山啓太郎個人の意見です。