コロナ禍の入院

本日、義父が脳梗塞で慈恵医大附属病院に入院しました。幸い軽症ですが、急性期ですので病状が悪化しないか心配です。

通常ならば、家族が付き添う病態ですが、コロナ禍では、患者家族からのコロナ持ち込みによる院内感染のリスクがあり、付き添いは制限されます。

入院期間は3週間程度と思われますが、その間家族との対面は出来ません。

コロナに罹患して入院される方が家族と会えないことは理解していました。しかし、私自身医療者であっても、他の疾患で入院した場合、家族への面会制限がこれほど厳しいことに驚きました。

高齢者の患者さんは家族が付き添わないとボケが進むことが良くあります。そして、医師として、入院中にボケが進んだ状況を、面会もしていない患者さんのご家族に説明することも大変なことだとも感じます。

 

そして、このような状況はワクチンが開発されても続くことが予想されます。

 

※2020年10月13日時点の医師横山啓太郎個人の意見です。