医師である私が新型コロナウイルス感染症に対し、日々の生活で気をつけていること

今まで医療の現場で私がコロナ疑いありの発熱の患者さんを診ながら、新型コロナウイルス感染症と向き合い、幸運にも感染の症状は出ておりませんが、日々の生活で気をつけていることを紹介します。

 

(私が日々の生活で気をつけていること)

1.外では3密、特に密閉空間ではマスクではウイルス感染を防げない可能性を考え、絶対に避けます。

2.無意識に目をこすらないように、いつもよりガッチリした眼鏡をかけています。

3.家に帰った時に、玄関で着替えます。荷物も玄関に置き、PCだけ鞄から取り出します。

4.帰宅時に手洗い、うがいを行います。この時にシャワーが一番ですが、私は洗顔します、シャワーはしていないので髪の毛を触ると汚いことを意識します。

5.タオルは個人個人別々にしています。

6.その後もドアノブなどに触れるので、口に手が行きそうな作業を行う場所(PCスマホ食卓)、消毒液を置いています。

そうでないと汚染された手が口に行く時に防止できません(医療者は病院では腰に消毒液をぶら下げて、小まめに手指消毒しています)。

7.スマホとPCは帰宅後すぐに消毒します。

8.食事の前に手を洗う。食卓の消毒液で再度食事前のチェック。

9.睡眠は十分とります。

10.移動手段は出来るだけ自家用車にしていますが、常に消毒液を身に付け、適宜手指を消毒しています。

11.買い物の後に消毒をこまめに実施することを意識しています。

12.石鹸で手を洗う時は指先などキチンと洗っていますが、アルコール消毒の時は指先、指の間を特に意識します。

13.タクシーは使わないようにしていますが、どうしてもの時は窓を全開にしています。

 

感染のリスクをゼロにすることはできませんが、このような取り組みにより、少しでも多くの患者さんに貢献するために、自身の感染を防ぎ、医療崩壊させないように今後も自分にできることを取り組んでいきたいと考えています。

皆さんにも参考にしていただけましたら幸いです。

 

※2020年5月1日時点の医師横山啓太郎個人の意見です。