世代間ギャップ

 新型コロナウィルスの感染再拡大が起こっていますが、以前と比べて、感染症の皆さんの捉え方も最近変わってきています。私は、新型コロナウィルスの感染について医学生と積極的に話をするように努めています。

新型コロナウィルスの感染により、医学生の授業は一変しています。

病院内で新型コロナウィルスの感染拡大が起きないようにリモート授業が主体となっています。そのため

  1. 学生間、特に先輩・後輩の交流が希薄になり、母校への帰属意識・愛校心が希薄になりがち。
  2. クラブ活動が自粛されるのでアルバイトをする学生が増える。

という傾向があります。

それでも、新型コロナウィルス感染拡大開始から3年経って、少しずつクラブ活動も再開されています。

毎月の教授会でも、クラブ活動のことは議論に挙げられています。

それはさておき、そんな状況で歌舞伎町のサウナでアルバイトしているという学生の話を聞きました。「時給は低く、入れ墨OKのサウナですが、サウナが好きなのでアルバイトしている」とのことでした。

実習はとても真面目で好感の持てる医学生です。若い人はリモート学習とクラブ活動の制限で時間が余っています。社会勉強のためにアルバイトをする医学生が増加しています。

クラブ活動のことを議論している教授陣とサウナが好きの医学生のギャップの大きさに驚きを感じました。

2022年8月29日時点の医師横山啓太郎個人の意見です。