戦争と感染症

ロシア軍がウクライナに侵攻し、ウクライナを制圧しようとしています。多くの国がロシアの行動を避難しているものの有効な手立てが見つからないと報道されています。ロシアと西欧諸国が武力衝突する可能性は低く、ロシアへの経済制裁により、ロシアの侵攻を止めようとしています。

しかし、経済制裁は制裁する側にも大きなダメージを与えます。特にヨーロッパのエネルギー供給はロシアに大きく依存しています。

このダメージに耐えられるかは、国の体力が維持されていることが必要です。新型コロナウィルス感染症パンデミックにより、世界経済は疲弊しています。そのタイミングを狙ってプーチン大統領が動いたという印象が持たれます。

それでは、現在のロシアの新型コロナウィルス感染症新規感染者数はどの程度でしょうか?約14万人で、人口比で考えると日本の2倍弱でしょうか?

ウクライナは約2万人で人口比で考えると日本と同じぐらいです。

兵士はマスクをしているのでしょうか?

プーチン大統領の判断にはオミクロン株による弱毒化やワクチン接種の浸透が影響を与えたのでしょうか?

世界で最も挑戦的な新型コロナウィルス感染症の出口戦略でしょうか?

今回の武力衝突でウクライナ人は200人以上亡くなったと報道されています。

心が痛みます。しかし、日本では新型コロナウィルス感染症で毎日200人以上が亡くなっています。

戦争、感染症など課題が山積しており、視点の取り方で舵取りは大きく変わります。

日本の道筋は誰が語るのでしょうか?

2022年2月27日時点の医師横山啓太郎個人の意見です。