今月中に申請する予定で準備していた科学技術振興機構の助成金の仕事が立て込んで、6月24日の夜から血尿が出るようになりました。
血尿は直ぐに治まりましたが、熱は37℃前後でした。
私の平熱は36℃以下なので明らかに高いのですが、直ぐ治まると思っていましたが、熱は、昨夜37.9℃になりました。風邪とは違い尿路感染症のようなので熱以外は全く元気になったのです。
このような経験がないので、もしや新型コロナウィルス感染症になったのではないかと心配になりました。
特に、大学病院の職員としてPCR検査を受ける必要があります。
昨夜、感染制御部の先生に連絡すると、「朝来て頂ければ15時ぐらいにはPCR検査の結果が出ますよ。」ということだったので、本日朝に慈恵医大病院に行ってきました。
「15時には結果が出ます。」ということで、家で待機していました。
自分がPCR検査陽性であったら、何をするかは整理していました。
先ず助成金の申請を終了させ時間を待ちました。
しかし、15時になっても17時になっても一向に連絡が来ません。
大学は入院患者さん全員にPCR検査を実施しているので、その枠の検査かと思っていましたが、実際には保健所に検体を送り結果待ちということになっていました。
月曜日からの慈恵医大晴海トリトンクリニックの運営を日曜日だけでは調整は難しいとか、月曜日に依頼されているオリパラの講演もどうしようとかクヨクヨと考えていました。
医学的には尿路感染症、東京都のPCR検査をした人の中で陽性になるのは2.7%ということが判っているのですが、心配しました。
18:30になって、「先生、お待たせしました陰性でした。」と連絡がありました。
医者を職業として選んで後悔したことは少ないのですが、病気に関してビビる性格が作られてしまったことは取り返しがつかないことです。
※2020年6月28日時点の医師横山啓太郎個人の意見です。