新型コロナウィルスに対するワクチン接種が開始されています。
注射をする医療者不足のために、歯科医や薬剤師に特例的に注射をさせることが予定されています。
5月22日に母を連れて、新宿区の高齢者の集団接種に行ってきました。
注射を打つのは看護師でしたが、問診は医師が担当していました。
万が一、注射後に強い副反応が出た時の責任を取るのは医師であるという前提でしょう。
しかし、そのために担当する医師が足りないと聞きます。
接種前の質問は十数問あるかと思います。
その問診票の中で、当日の発熱者や他の予防接種で重い副反応が出た人は自動的に摂取することはできません。ですから、医師の判断が本当に必要なのは定型的なパターンから外れた人だけです。
皆さんも海外旅行で日本に帰国した空港で検疫や税関での審査を受けるかと思いますが、同じような感じです。ほとんどの方が定型的なパターンに入ると思います。
ワクチン接種来院時に、マークシートを埋めて定型的なパターンの人はそのまま摂取するようにし、その定型的パターンに外れた人だけ、医師が面談したらどうでしょうか?
Webでの予約の時に、問診をWeb入力にするのも効率的です。
私は、感染者数を抑えるには現役世代のワクチン接種を急ぐべきであると考えています。感染者数は街を出あるく現役世代の方がはるかに多いからです。
そのためにも、高齢者のワクチン接種の効率化を真剣い考えるべきでしょう。
※2021年5月27日時点の医師横山啓太郎個人の意見です。