学生教育・患者教育・自分教育

自分が塾の先生で、大学受験生を受け持ったとしたら、どの様に指導するでしょうか?

先ず、受験生の適性を知り、将来の望むべき像を思い描いてもらい、適切な大学を選択し、志望校にするでしょう。

得意、不得意の科目を分析し模擬試験を受けてもらい偏差値で、他の生徒と比べることになるでしょう。

そして、1回の試験の結果よりも、数回の試験で伸びているか、勉強を取り組む姿勢がどうか?ということを評価すると思います。

余り、1回の試験結果でネガティブなことを言うと生徒もついてこなくなってしまいます。

 

これを医師と患者関係に置き換えると

患者さんの適性を知り、将来望むべき健康像を思い描いてもらい、目標を明確にします。

運動や栄養のやり方を選択し、他人と比較してみるのも良いでしょう。

そして、1回の検査の結果よりも、数回の検査の傾向や、健康維持に取り組む姿勢がどうか?についてご相談したいと思います。

 

これを自分の中にある「本来の自分」に置き換えると

自分の適性を知り、望むべき将来像を思い描き、目標を明確にします。

他人と比較し、自分の物差しを手に入れましょう。

日々の事柄よりも、プロセスを大切にする生き方をして「本来の自分」を育てていきましょう。

 

※2020年12月16日時点の医師横山啓太郎個人の意見です。