画像を意識した感情のコントロール

娘が小学校の頃、作文の書き方のサイトをみたことがあります。

自分目線でなく、もう一つの視点で状況を説明するように書いた方が良いとのことです。

このことが、感情をコントロールすることにも役に立つのでご説明します。

 

先ず作文の書き方を説明します。

運動会での徒競走で頑張ったけれど、ギリギリ2位となったとします。

その時に

「頑張ったけど、悔しかった。」という作文で終わるのではなく「ゴールテープの前でどんどん1位の子に迫ってきた。腕がぶつかりそうになった。勝てると思った時にバランスを崩した。惜しくも2位でゴールテープは切れなかった。悔しさで顔を上げることが出きなかった。」と実況中継するのが良いそうです。

 

落ち込んでいる時に、

  • 自分は下を向いているな。
  • 何処からか、コーヒーの良い匂いがするぞ。
  • コーヒーの匂いにTomと名前を付けよう。
  • 悲しい気持ちに名前を付けるとすれば、Jackかな。
  • Jackが来そうだから逃げよう。

何て感じです。

画像を意識することで自分の感情が客観的に把握することが出来ます。

悲しい感情が整理できない時にドンドン落ち込んでいくことを、断ち切ってくるのに、この手法は有効です。

 

※2020年12月8日時点の医師横山啓太郎個人の意見です。