行動変容外来を開設して⑤

私は2016年に行動変容外来を開設しました。それ以降の経過を前回までのブログで紹介してきました。

前回までのブログで、リモートで、医師―看護師―栄養士―心理療法士―スポーツトレーナーで構成された診療パッケージから自分の希望するコンテンツを選んでいく診療が近未来形であることをご説明しました。

しかし、最近、この診療が発展するには、Well beingに繋がるためには身体的(医学的)コンテンツに加えて、「学ぶ」「楽しむ」などのコンテンツが加わることがポイントと思うようになりました。

そのために、旅行会社や出版社と連携を組みたいと考えています。医学にはアミューズメントの要素は今まで、全くありませんでしたが、その要素を組み込むことが、社会浸透に繋がるのではないでしょうか?

 

私自身、歳を重ねて考えることは、一緒に学べ、楽しめる仲間がいることと、誰かに貢献することです。学びと貢献の2つはマズローの5段階欲求でも示されています。

 

金、人間関係、健康の生きる基盤が確保され、学び、楽しめる時間的余裕があり、誰かに貢献することがWell beingには必須だと思われます。

 

金、人間関係、健康の3つの生きる基盤はそれぞれが関連しています。;健康を失えば金、人間関係も失う可能性がありますし、人間関係なくして金を生み健康を維持することは難しいと思われるからです。

その考えを基に私は仲間とWell being談話会をYou Tubeで定期的に発信しています。

https://www.youtube.com/channel/UC4dBZVlS9sa_osaKopuLtRw

 

※2020年8月16日時点の医師横山啓太郎個人の意見です。