長寿の秘訣

「長寿の秘訣は?」と聞かれたら皆さんはどのように答えるでしょうか。

最近の研究では チョコレートを毎日食べるとか、缶ビール500mlを飲むとか、あるいは好きな仕事をするとか、友達をたくさん持つといったようなことが長生きに有効であるという結果が出ています。

これは、チョコレートやビール自体が体に良いというのではなく、チョコレートやビールを買える経済的な状況を見ているだけだという評価もあります。

そうであっても、世界中の科学者たちも100歳以上生きる長寿の鍵について研究しています。

 

後ろ向きのな思考では楽しく歳を重ねることはできないですし、体も衰えていきます。そこで、どうすれば長生きできるかを理解するだけでなく、イキイキと生きる・健康な状態を維持できるかを研究されるようになってきました。健康寿命の延伸です。人間が90歳を超えても、生活習慣病や筋力の低下や認知症など、老化に関係した衰えがなく生きることができるのでしょうか?

老化プロセスをコントロールする遺伝子の研究を行なっているのが『Lifespan: Why We Age and Why We Don’t Have To』の著者でハーバード大学のデヴィッド・A・シンクレア先生です。

この本を参考に断食療法などが世の中でも盛んに行われるようになりました。

中田敦彦氏のYouTubeでも紹介されています。

 老化は細胞の変化により、体の修復機能が低下することであると定義しているのが「イェール大学医学大学院病理学准教授で、モーガンレヴァイン先生で『True Age: How Cutting-Edge Research Can Help You Turn Back the Clock』の著者です。 彼は、体の修復機能が低下を遅らせることができ、そうすれば、気分良く生きることに役立てられると主張しています。健全な肉体に健全な精神が宿るということでしょうか?

この考えは、私が行なっている行動変容外来でも参考にしています。これから3回程度そのことをコメントしていきます。

2022年7月4日時点の医師横山啓太郎個人の意見です。