With Coronaの時代にも前向きに生きくこと

新型コロナ感染症が拡大した社会を生きる人は、膠原病などの免疫不全と診断された人と似ています。あるいは抗がん剤を長く飲み続けている人に似ています。日常生活は制限なく暮らせますが、人混みなどは避けて感染症に罹らない様にしなくてはいけません。このような注意は長い間続きます。

新型コロナ感染症は私が病名を告知された患者さんの気持ちを味わわせてくれます。

新型コロナ感染症はワクチンが出来たとしても剣道をすることやもんじゃ焼きを食べることは難しいかも知れません(私は学生時代剣道部で、一昨年の忘年会は月島のもんじゃ焼き屋さんでした。)。

膠原病などの免疫不全や抗がん剤を長く飲み続けている人の病気の受け取り方が様々な様に新型コロナ感染症に対する受け取り方も千差万別です。

膠原病などの免疫不全や抗がん剤を長く飲み続けている人の中には病から人生を学び前向きに生きてらっしゃる方もいらっしゃいます。医師として頭が下がります。With Coronaの時代にも前向きに生きくことは、これらの患者さんから教わったことです。

 

※2021年1月18日時点の医師横山啓太郎個人の意見です。