生活習慣病患者さんが医療に求めるものは、
長生き、
寝たきり防止、
人生100年時代のいきいきとした70代
のうちどれでしょうか?
医療者は長生きや心筋梗塞や脳卒中の回避を目的として診療していることが多いのですが、その場合は血圧、高血糖、脂質異常症などマーカーをみていくことが中心となります。
寝たきり防止だとすれば、患者さんは少し小太りであっても筋肉を維持していくことが大切だと思われます。
人生100年時代のいきいきとした70代とすれば、筋肉を維持しつつ、70歳以降も保てる人間関係を構築する必要が出てきます。
医療の進歩により、長生き、心筋梗塞や脳卒中の回避は解決されつつあります。
人生100年時代には、医療は寝たきり防止や人生100年時代のいきいきとした70代
を実現するように変容する必要があります。
私の行動変容外来は患者さんに行動変容のキッカケを提示するだけでなく、外来自体も社会ニーズに伴って変容することを目指しています。
※2020年9月20日時点の医師横山啓太郎個人の意見です。