政府はリスクを正確に発信する必要があると思います。

本日、東京都の新型コロナ感染症ウィルス新規感染者数が224名となりました。私は、数日間100名前後なので頭打ちすることを期待していましたし、新宿区を中心の感染であれば、抑えきることも可能かもしれないと考えていました。

何より、最も情報を持っている西村大臣が「東京都から地方への人の流れを止める程、感染は広がっていない。」という趣旨の発言をポジティブに捉えていました。

感染者数が増えても以前の感染とは分布が異なることは明らかですが、だからと言って安心できるわけでもありません。

正直、私自身、楽観しすぎていたと思って反省しています。

 

5月25日に緊急事態宣言が解除されてから約1カ月、感染者が増加しても行動制限緩和のベクトルだけが働いていました。勿論自粛要請には補償が必要かもしれませんが、その議論の前に政府はリスクを正確に発信する必要があると思います。

 

※2020年7月9日時点の医師横山啓太郎個人の意見です